2013年11月24日日曜日

手が伝えること。


街に射す陽の光が美しい

秋の日々が続いています。
 
間々田市にある車屋美術館を訪れました。
 
絵本作家いせひでこさんの
 
原画展が開催中です。


昨日は作家さんトークショーが
美術館で行われ

貴重なお話をたくさんお伺いすることができました。

「絵本」について

スケッチ旅行の話。

ゴッホと弟のテオの物語を描いた
「にいさん」

そして彼らがやりとりをした700通を超える書簡のお話。


木と木に携わる人々のお話

先日初めて訪れた際に、


目に入る作品の一つ一つが鮮やかで
美しくて


色彩の海のようだと

感じた展覧会でした。

だけど・・

あの場で感じたことは

絵本を愛し

目を輝かせて話を聞いている、
絵本が大好きな人達。

優しい時間がながれていました。


子供のころに読んでいた絵本、

読みかえしてみよう。

友達と絵本を読みに図書館へ

行こうかな。

動物がいっぱい出てきたあの絵本、・・

少年少女がくちにした果実のみずみずしさ

空の色がページをめくるにつれ、

青から赤へ刻々と変わっていった。


私の好きな絵本を友達も読んだでしょうか?

印象に残っていたお話を少し。

便利な時代になってきていろいろなものがでてきたが・・

手だから伝えられることがある。

手でのこせられることがある。

絵筆で描く大切さを知ってほしい。

そのような趣旨のお話でした。



日記に講演を書く事を了承してくださった
 いせひでこさん、関係者の皆様

ありがとうございました