2014年1月25日土曜日

作品から見、返してみる。

 
 
先日、買い物のとき・・風邪気味の喉を潤す温かいものを
探していたら

お吸い物が気になりました。


最近見た展示・・

浦和の埼玉会館で開かれた
障害者アート企画展

「うふっ。どうしちゃったのこれ!?今年もよ!」
感、歓、楽、愕   

その中の
「松茸のお吸い物」という作品を思いだしたからです。


 

お湯を注ぐ。
 
  ほっとする瞬間。
 
 作者の視点とはこういう安心感なのかもしれない。
 
 
お茶漬けやお吸い物のインスタント

 日本人の和のご飯を

手軽に味わえる 
素敵なしろもの。

作品を通してお吸い物を見返してみたら

感じ方がほんの少しかわってくる。



会場の冊子より引用いたします。


「感、歓、楽、愕 をコンセプトにした会場の構成


感は感動をそしてまずは感じることの大切さを、
歓は作品に出会うことによって分かり合う歓びを
楽は楽しむことの素晴らしさを、
愕は予想外のものに出会う驚きを届けたい」






作り手の「楽しい」をたくさん感じる

素敵な時間をいただきました。






さて、私もお吸い物をいただきます!
 


視点の数だけ。

。ご挨拶が遅くなりました。。
かなりのんびりとしたスタートです。
 
 
ちょっとだけ風邪を引いています。
 
バタバタと私事に突っ走る毎日です。
 
 
いろいろ考えている。「全部したいんだ!!」
 
全部したいんだ。「でもできるのはちょっとずつ」
 
うーん・・・
 
おそらくこの調子では何もできないのではないか。
 
自分にはここまでできる。と自分はこれだけできる。
 
結論でいえば同じことですが、言葉が違うと
 
だいぶ気分的に変わってくる。
 
 
それが私の心の中でしょうか、頭の中でしょうか・・・・
 
ちょっとごっちゃになっております。
 
 
 
 
興味の分だけ・・・いろいろと展開が変わってくる。
 
 
考える。考える。ひたすら考える。
 
ロダンの考える人のように。
 
 
ご存知の方もいらっしゃると思いますが
 
考えている人は
 
実は考えているのではありません。
 
 
さて何をしているのでしょう。
 
 
 
 
 
 
視点の数だけ見え方も変わってきます。
 
 
 
さぁ、あなたにはいまどんなものが見えているのでしょう。
 
身近なものをゆっくりと
 
 
みつめてみましょう。
 
 
 
本年もよろしくおねがいします。




2014年1月23日木曜日

それぞれのかたち展 展示終了しました。


          
           文星芸術大学平成19年度卒業生。お祝いにきてくださいました。



 

学生時代の話で盛り上がり、そして乾杯

mini羽子板にコラージュ



1月から3月に年明けにふさわしい作品の制作を提供します。
一緒に作ってみませんか?




2014年1月5日日曜日

あっという間

2014年もスタートしましたね。

月日が流れるのは早く、時間の使い方は大事だなと日々痛感しています。
一瞬でも無駄にせず今年も邁進していきたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。

元旦、静岡の海で見た海面虹です。
風で潮が舞、そこに絶妙に光が屈折、反射して起きた自然現象。

あまりの美しさにただただ感動。
貴重な年明けスタートとなりました。


遊覧船が虹に向かって前進

2014年1月4日土曜日

それぞれのかたち展 作品紹介 松岡滋

F30 卓上静物
F30 卓上静物
 

拡大してみました。

ゆるぎなくここに在る。
差し込む光の暖かさ、美しさ。
大きくて、力強くて、確固たるもの。
 
≪それぞれのかたち展≫ 
この展覧会の名称をつけてくださいました。
 
すでに終了まで1週間を切りました。
 
今更ながらの作品紹介となりましたが、
いつでもこのブログに ご覧になりに来てください。
コメントは個人的な感想です。
出品くださいました作家の方々への
感謝と尊敬の気持ちを込めて。

それぞれのかたち展 作品紹介 福井路可

P20 雨の景
 
 
 
昨日の海 部分

                              
P20 雨の景
 P6 昨日の海 
 P6 昨日の海

およそ 20年前 東京都美術館でこの作家の作品に出会ったときの記憶は
≪衝撃≫という2文字で刻み込まれています。
 
 

それぞれのかたち展 作品紹介 田代甚一郎 

田代甚一郎 F30 アッシジの丘 画面左
        F30 洋梨と花   画面右
 
その絵の前に立つと音楽が聴こえてくるようで、
その絵の前に立つと暖かく柔らかな感触を思い出し、
その絵の前に立つといつかを思い出す香りを感じます。
 
何かきっと魔力を感じるのは私だけでしょうか?
 

それぞれのかたち展 作品紹介 寺田和幸


         
                  
                寺田和幸 F30 自然観察の方法
                      90×70 自然観察の方法 

             点と線が重なり、繋がり合いながら形を変え画面の中に迷い込む。
             休息する線、うごめく線、これらが引き合い、反発しながら在りえる形
             へと変化する。
             素材と素材がぶつかり合い表情を変えていく。
             いつも思いもかけないさまざま事に遭遇しながら楽しんで絵を描いている。
                  

             2012年 個の原点(日本橋高島屋) の図録より抜粋しました。
             作家の言葉は美しく、深い響きがあります。
              
             そして

             
             絵の前に立ち何が描いてあるのだろうとしばらくそこを離れられない。
             絵に説明などいらないと思いつつ、何を思い、何を手掛かりに描いている
             のだろうかと気になる。
             同じく気になる方は方はお尋ねください。
             
              


             

2014年1月3日金曜日

それぞれのかたち展 作品紹介 坂谷和夫

 
坂谷和夫 F6  絵馬 (黎明)
 
 
        
 坂谷和夫   F20  絵馬 (星の夜に)

  きっと閉館後の美術館やギャラリーでは
    画面から飛び出した馬が駆け回っている。
     初めて見たときも、今もそう思わずにいられない。
 
          
 幻想的な美しさを堪能してください。
 
            

それぞれのかたち展 作品紹介 田中いっこう

橋 

P30 天使の忘れ物

 天使が忘れていったものって・・・。
 
この美しい色彩の中の白はやっぱり天使の羽の白色? 
 
といつも思っていますが、真相は聞いてみないとです。





2014年1月2日木曜日

それぞれのかたち展 作品紹介 大内田敬  大沼映夫

国画会って?から始まるとなが~くなります。
ぜひ国展ホームページをご覧ください。
 
今年の国展は第88回展を迎えます。
 
≪創作の自由≫の精神を受け継いで
多様な表現と高いプロ意識、そして次世代の事を
深く思いそれが故に、立ち上げたばかりの
訪れたこともない街のギャラリーに
作品の展示をお受けいただけたと思います。
 
 
大内田敬 F30 油彩画 ストライプの・・・
     F6  油彩画 モートン島
 
この展覧会の企画のきっかけをくださいました。

              厚く重ねられた絵具、惜しげもなく削り取られる絵具、
              また、幾度となく重ね、そしてくりかえされて・・・

              堅牢な画面から成る美しい色彩と絵肌をお楽しみください。




大沼映夫 色彩降臨 黄色の歌
       色彩降臨 ミドリの歌
 
圧倒的な存在感です。
 
 その他、あふれるほどの作家経歴などは
ギャラリーに用意してある資料でお楽しみください。
 
 
 

 
 

3作目完成! 

はりきって、これを描くんだと自慢の写真を持参。
 
器用で、多趣味で勉強家です。
でも、初日に持ってきたのはギターとCDです。
次に、コーヒーとサイフォンとガスコンロとマイカップ。
ロックを聴きながらマイカップでコーヒー
そして油絵を意外とまじめに描いてます。
 
絵を頑張って描くと疲れると言ってギターも弾きだします。
 
 
仕上げに水の質感を出してみました。
 
リアルな色作りに慣れてきました。
 
 
すでに3週かけて描いてます。
年内完成を目指して!
 
 
 
 
 
 
下絵を描いた後、赤で地を作りました。油絵12号


2作目を完成させてつぎに自ら描きたいと撮影して
持ってきた写真は川にのぼって来た産卵後の雌のサケ
感動の瞬間を油絵に残すというのですが・・・^_^;
かなり難しい題材です。
                  
写真としては、ドキュメンタリー賞ですかね。



完成済の2作目は中間色を意識して描いてもらいました。

2014年1月1日水曜日

うまくいく水彩画

 
去年見つけた馬の小物を九つ
馬が9頭でうまくいく、
新年からダジャレ?
いえいえ、江戸のころから吉祥の画として
九頭馬の絵は掛け軸にもなっています。
 
透明水彩の特徴と美しさを生かして
 赤・青・黄のみで描いてもらいました。

おみくじ引いてみました。

晴れ渡る         
月の光に
うれしくも
行手の道の
さやかなりけり

暗くて見えない道も月がさし初め
明るくなるごとく幸福次第に加わる運ですから
あせらず騒がず静かに身を守って進むべき時に
進んで何事も成就すべし

小吉くらいでちょうどいい。

ということで、今年はゆっくり堅実な
良い仕事をするように。

一年の計は元旦にあり!

新年の旭日を浴びに行きました。

初日の出を見に行こうと思って、目が覚めたら
すでに太陽は昇っていました。
朝の冷たい空気はとても気持ちがよくて
遊水地まで車を走らせました。
あれ、日光連山が見えない。
山の方はやや天気が曇りがちかな?

1月12日までです。

それぞれのかたち展は今年も続きます。

11月27日に初日を迎えてからあと2週間を切りました。
本当にこの素晴らしい展覧会をこのまま終えてしまうのは
もったいないと思い先日古河のRCCケーブルテレビで
紹介しました。

皆様 1月12日まで展示しております。
ぜひ、お越しください。

新年明けましておめでとうございます。

2013年12月31日、毎年恒例のNHK紅白歌合戦を見ました。

う~ん、それなりに大サービスのお・も・て・な・し 構成。
でも、ふなっしー、くまモン、檀蜜、大久保佳代子、
今でしょ、で じぇじぇじぇな感じでした。
せっかくの曲が短かかったかな。

何やら忙しくて、バタバタと、とにかく、あれこれ
詰め込み過ぎた私の一年間のような・・・。
じぇじぇじぇの日々を終えて実りある、せめて実りつつある
1014年になるように、そして皆様の幸多い
新年になるようお祈り申し上げます。

馬が9頭でうまくいく!